◆封燐館(ほうりんかん)
信天島にある火巡家の邸宅。
燐鉱石を貯蔵するための施設の意味を文字って、封燐館(ほうりんかん)と呼ばれていた。
現在もその名称が継続されている。
従来は調査の為に建設された施設だが、ほどなくして住居用に改良される。
また事態を解決する為の客人を招くことも多く、客人をもてなす設備が後々追加された。
また、リーニャや果凜の暇つぶしによって追加されたリゾート要素が最近では充実し始めている。
調査用の設備は現存しているが、元来の目的であった採取用の設備は全て風化し、使用もできない。
◆信天島・ビーチ
広々とした海水浴場。
大がかりな整地はされていないものの、遊泳するのにとても適している。
着替える場所は天然の脱衣所と呼ばれているが、実際には木陰に隠れて済ますだけ。
手作りのゴムボートや、水上バイクも完備している。
水上バイクはメタンガスで動いてるとかどうとかいう噂も。
◆山頂
信天島のハイキングコースのゴール地点。
登るにはそれなりの労力を要するが、山頂から見渡す景色はなかなかの絶景。
お昼や夕方には景観を、そして夜になると満天の星空を楽しむことが出来る。
ちなみに、ここから露天風呂は丸見えだが、覗きをするとえらい目に遭う。
◆温室
裏口からすぐ出たところにある菜園。
食料の供給に定期便を利用する信天島で新鮮な野菜を仕入れるのは難しく、ここで栽培することで賄っている。
メイドのリーニャがここの管理をしており、栽培している作物にも若干本人の趣味が取り入れられている。
気候が常に熱帯なので、かなりの注意を払って育てている。
◆ラウンジ
封燐館の2階にある客人用の娯楽スペース。
麻雀卓(手積み)やビリヤード台などの遊具があり、誰でも自由に利用することが可能。
長期滞在している妖などはキャンバスを置いていたりもする。
ちなみに麻雀は果凜もリーニャもなかなかの打ち手。
■地下室
封燐館の地下にある一室。通称、反省室やお仕置き部屋と言われる独房と、工作室がある。
そして正面に見える大きな扉は謎の部屋となっており、この先に何があるかは不明。
なにやら怪しい気配を感じるのだが……?