なんだかさっきから目の前をブンブンブンブン虫が飛んでいたのでつかまえてみたら妖精さんでした。 隠世は思ったより快適なところです、こんにちは朱門 優です。 毎回毎回駄文を垂れ流してきましたが、遂に今回、やっぱり自分が書く文章は駄文なのだと再認識しました。
もっと遠くまでこの手が届けばいいのに。 うろんなこの街の夜にも夜明けは必ずくるように。 いつかは、という言葉だけで救われる想いを知っているのだから。 やがては、という言葉だけで信じ続けられる輝きがあるのだから。 でも僕らの腕はこんなにも短くて。 すぐ目の前にあるものさえもつかめないのだと、思い知らされる。
……そろそろ妖精さんの数が増えすぎてきたので、旅に出たいです。
|